
#キニナッタ【倉敷】2025年桜スポットめぐり
3月下旬になると待ち遠しいのが、桜の開花。
伝統的な町並みが残る倉敷美観地区、倉敷の町並みを一望できる足高山、市民の憩いの場となるスポーツ公園がある水島福田公園など。
岡山県倉敷市には、魅力的な桜スポットがいっぱい!
今回は倉敷を中心とした桜の名所を1日ドライブしたので、そのようすを最速でお届けします。
春の息吹を感じに、倉敷の桜スポットを一緒に巡ってみましょう。
目次
2025年倉敷の桜の開花状況は?
3月中旬までは寒気の影響で、桜のつぼみの生長が足踏みしていましたが、翌週には春から初夏のような陽気で気温が上がり、成長が加速しました。
開花までもう少し時間がかかると思われたところ、3月28日に岡山市では開花発表されました。
2025年3月29日。春らしい陽気でお天気に恵まれた日に撮影した、倉敷の桜のようすをお届けします。
小田川沿い2km続く「まきびさくら公園」
まず最初は、井原鉄道「備中呉妹(びっちゅうくれせ)駅」から東へ2km続く小田川沿いの「まきびさくら公園」へ足を運びました。
桜の木によってはまだ咲き始めでしたが、呉妹駅すぐ近くの桜は2分から3分咲きといったところでした。
桜の木のふもとには水仙も力強く咲いていました。
今年は3月末に一気に春が押し寄せたかのような気候。冬の終わりから春の始めに見られる花の共演が楽しめます。
レジャーシートを持って、井原鉄道の車両を眺めながら、桜の木の下でのお花見も気持ちよさそうですね。
自然あふれる運動公園「水島緑地福田公園」
「水島緑地福田公園」は、公園面積347,000㎡。
広大な敷地の中には、野球場、テニスコート、体育館、サッカーやラグビー場など数多くのスポーツ施設があります。また、長い園路や広場、池などもあり、市民の憩いの場として親しまれています。
1周2000mのランニングコースもあり、ランニングをするかたも見られました。
約400本以上の河津桜が植えられており、葉桜になりつつありました。
こちらは薄ピンク色の桜がほぼ満開になっている場所もありました。
青空に可憐な花びらの色が映える春らしい光景に、立ち止まって写真撮影されるかたも。
西側の門の近くには、用水路沿いに植えられた約80本のソメイヨシノが並びます。
こちらは、約2分咲きほどの開花でした。
ふっくらと膨らんだつぼみも多く、あと数日もすれば見ごろをむかえそうです。
「水島緑地福田公園」に隣接する「ライフパーク倉敷」
科学に関する展示物やプラネタリウムがあり、体験を通して楽しみながら科学に親しむことができる施設「ライフパーク倉敷」。
施設の前には、河津桜、菜の花、ユキヤナギを一枚の写真に収められるスポットもあり、春爛漫なようすを撮影することができました。
白壁の町並み「倉敷美観地区」の春を満喫
「倉敷美観地区」では、外国人観光客のかたが多く集まり、大変にぎわいをみせていました。
「倉敷アイビースクエア」内の愛美赤煉瓦館では「mt ex at IVY RED BRICK HALL 2025」を3月27日から開催中。(4月29日まで)
オーストラリアを拠点に活動するアーティスト・Pip&Popによる色鮮やかなインスタレーションが彩りを添えていました。
更に奥へ進むと、河津桜とソメイヨシノの共演する光景を見れました。
こちらのソメイヨシノは、なんと約5分咲き!

倉敷アイビースクエアの美観地区側の入口にあった「桜MAP」
「うわぁ!結構咲いている」と驚きと喜びの声をあげながら、観光客のかたも嬉しそうに撮影をされていました。
次は、阿智神社の方面へ向かってみました。
阿智神社の東側の入口は、まだ咲き始めのようでした。
米寿坂の八十八段を登ると「阿知の神代桜」が出迎えてくれました。
日本三大桜「神代桜(じんだいざくら)」山梨県北社氏武川町より拝受した桜の木です。
半分ほど咲いており、白い可憐な花弁が風にゆらゆらと揺れていました。
更に還暦坂の六十一段を登ると、境内を取り囲むようにさまざまな種類の桜の木々を観れました。
しだれ桜は咲き始めから2分咲きほど。
山桜は、ほぼ見ごろ近くまで咲いていました。
桜鑑賞後、本殿でお参りをしたあと「鶴形山お花見茶屋」の看板が見えました。
せっかくなので、休憩と合わせて立ち寄りました。

お抹茶とさくら餅 (300円)
塩漬けした桜の葉と甘いあんこのハーモニーが織りなす春の味わいは、苦いお抹茶とよく合います。
「お花見茶屋」は3月30日(10時から15時30分)まで。時間が合う方はぜひお立ち寄りください。

阿智神社境内から見下ろす倉敷美観地区
甘味にほっとひと息をつき、心軽やかに階段を駆け下りました。
▼倉敷駅周辺の駐車場の空車情報は、下記にてご確認のうえお越しください。
国道2号線沿いに咲き誇る「足高山」の桜
倉敷美観地区から南西の場所。国道2号線沿い、足高山のふもとにある大きな桜の木が5分咲き以上咲いていたので、立ち寄ってみました。
ふもとの駐車場に停めて、足高神社までお参りしてきました。
足高山の桜はオオシマサクラが多く、他の場所より多く咲いている印象でした。
足高神社の境内にも桜の木があり、こちらはまだ2分咲ほどでした。
足高山周辺には高い山がなく、倉敷市街地を一望できました。
足高山の遊戯広場では子供たちが元気に走り回り。
すれちがいに「こんにちは」と挨拶をしてくれる人も多く、心和みました。こちらの河津桜はちょうど見ごろです。
玉島の桜の名所「円通寺公園」へ
最後は、玉島市内を一望できる「円通寺公園」へ向かいました。
良寛さんが若いころに修行したといわれる「円通寺」。
良寛さんたち修行僧が寝泊まりをしていた「良寛堂」周辺の桜は、咲きはじめ。
まだ全体的には、咲き始めの場所が多かったのですが、場所によっては咲いている桜の木も発見。
桜の木々の間から玉島の市街地が見える、絶景ロケーション。
見ごろはもう少し先の模様。気温によっては一気に開花しそうなので、こちらのスポットもまた立ち寄りたいと思います。
多彩な表情で「魅せる」倉敷の桜たち
今回紹介しきれなかったのですが、そのほかにも「酒津公園」や「種松山公園西園地」などの桜名所もあります。
筆者オススメは、中国風庭園のある「まきび公園」です。

2025年3月28日撮影
4月に入る頃には、おおよそ満開になると予想されます。
倉敷美観地区の優美な風景に溶け込む桜、倉敷市街地を見下ろせる場所に咲く桜など。
春の暖かな日差しの中で、歴史と文化が息づく倉敷の町並みを散策しながら、桜景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。
心に残る春の思い出を作りに、お出かけしてみてください。
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