2023 夏 ハートランド倉敷(2023年8月11日~27日開催)~倉敷美観地区、幽玄いざなう夏夜のあかり
夜の美観地区をライトアップする「2023 夏 ハートランド倉敷」。
2022年は10日間の開催で約4万人以上が訪れたイベントは、今年も夏の夜期間限定として開催中です。
2023年は17日間と開催期間も延長。
和のあかりに照らされる、夜の美観地区の魅力をお届けします。
目次
「2023 夏 ハートランド倉敷」について
「2023 夏 ハートランド倉敷」は、おもに下記の5か所がライトアップされています。
- 児島虎次郎記念館(旧中国銀行倉敷本町出張所)※8/19,20,26,27のみ
- 倉敷川
- 倉敷物語館
- 倉敷アイビースクエア
- 倉敷SOLA
イベント開催期間は〈2023年8月11日(金・祝)~27日(日)〉
点灯時間は毎日19時から21時まで。(※児島虎次郎記念館のみ19時30分から)
切子ちょうちんのワークショップなどの体験イベントやその他共催イベントも。
詳しくは、下記公式ホームページへ。
希莉光あかりの細やかな造形美にうっとり
まず最初に訪れてほしいスポット「倉敷物語館」。
倉敷光作所が手がける、倉敷生まれの「希莉光(きりこ)あかり」が並びます。
今回の作品のテーマは「倉敷の町家」。
楽しみにしてくれているファンのかたに喜んでもらいたいと製作された作品たち。
繊細な美しさにあちこちから感嘆の声が聞こえます。
また、同施設内に飾られてるのが460個の和ちょうちん。
倉敷の市花である「藤」が描かれた和ちょうちんがズラリと並びます。
和ちょうちんを背景に撮影するひとたちでにぎわっていました。
児島虎次郎記念館の壁面を彩る、プロジェクションマッピング
児島虎次郎館の壁面に投影されるプロジェクションマッピングのみ、8/11~15,19,20,26,27の期間限定。
点灯時間は19時30分から21時まで。
およそ5分の映像が繰り返し投影されます。
テーマは、「絵画」と「倉敷の四季」。
この建物を所有する大原美術館が所蔵する絵画と、倉敷の四季を彷彿させる「藤の花」や「アイビー(蔦)」などの映像で彩られます。
倉敷川沿い、宵のそぞろ歩きを楽しむ
倉敷川沿いには行燈が並べられ、風に揺れる柳並木がライトアップされています。
川面に映る幻想的な倉敷の町並みも美しく、見入ってしまいます。
「倉敷SOLA」の庭園では、存在感のある巨大希莉光の展示も。
涼やかな風鈴が鳴らす美しい音色に、夏ならではの趣を感じます。
「倉敷アイビースクエア」では、石畳とメタセコイアが照らされ幽玄な世界を演出。
ゆっくりと紫や緑などの色に変化する様子に、日中とは違う不思議な印象を受けます。
共催イベントとして、倉敷市立美術館のエントランスホールには、全長9メートルのカラフルに光るなまず型のバルーンを展示しています。
期間限定イベント、ぜひチェックしてみてください。
夏の美観地区で、記憶に残るひとときを
しっとりとした趣を感じる「ハートランド倉敷」。
昼間とは異なる表情を見せる、倉敷のまちの奥深さに魅了されます。
やさしいあかりに包まれた夜の美観地区。ゆったりと特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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