【2023】和気町藤公園~種類の多さで日本一!約100種類の藤の花が並ぶ
日本全国から海外の有名な藤を集めて作られた、岡山県の南東部・和気郡和気町(わけぐんわけちょう)藤野にある「和気町藤公園」。
地域おこしの一環として昭和60年に整備され、今では約100種類を超える藤の花の名所として知られています。
種類の多さで日本一を誇る藤公園は、毎年4月下旬から5月上旬の花の見ごろに合わせて「藤まつり」が開催されます。
4年ぶりに出店や野外のステージの催しが開催される2023年の「藤まつり」のようすをお届けします!
「第33回 清麻呂の里 藤まつり」について
「第33回 清麻呂の里 藤まつり」は、2023年4月18日からスタート。
例年より約10日早く見ごろを迎えると思われるため、4月中には終了する見込みです。
開園時間は、朝8時から夜21時まで。
期間中は午後18時ごろから夜間ライトアップも行われます。
花の見ごろの期間のみ、入園料が必要。
大人(高校生以上)が300円、子ども(小学生、中学生)が150円です。
4月22日には開園式、4月23日には日本舞踏など、ステージで華やかな催しも予定されています。
▼開花状況やイベントの詳細は、下記公式ホームページにて確認ください。
和気清麻呂生誕の土地・和気町へ
平安京を造営した和気清麻呂(わけのきよまろ)の出身地として知られる、和気町。
JR岡山駅から約30分の場所にある和気町は山と川に囲まれた自然豊かな町です。
藤公園に立ち並ぶ、美しい藤の花の共演
2023年4月20日に「和気町藤公園」へ訪れたところ、5部咲きとのこと。
4月22日から25日ごろに見ごろを迎えそうです。
お天気が良い日が続くので、帽子は必須。
※日傘は藤を傷付ける可能性があるため、お控えください
北海道・函館の藤から鹿児島・坊津の藤まで、沖縄を除く全国46都道府県の国内の藤。
海外からは中国と韓国の藤が並び、合計約100種類・150本の藤が咲き乱れます。
7000㎡の芝生の園内に総延長500mの藤棚が「藤里庵」を囲むように配置され、甘い香りがたちこめます。
淡い紫やピンク色の藤の花を見上げ、集まった観光客の人たちはうららかな春のひとときを楽しんでいました。
筆者が特に気になった、藤の花をご紹介します。
濃い紫の八重の花をつける巨樹は、日本三大稲荷の一つといわれる笠間稲荷神社の境内にあるものを和気清麻呂生誕1250年の記念事業としていただいた貴重な品種。
樹齢300年以上を経た白藤は上品に垂れ下がり、他の藤の花との色のコントラスを楽しめます。
たくましい幹が藤の花を支えているようすに、生命力を感じますね。
薄ピンク色、紫色、房が短いものや長いものなど、品種によって開花状況もさまざま。
咲き始めの品種もあれば、満開のものも。
藤公園の周辺には、串焼きやアイスクリームなどの屋台や特産品のコーナーがずらりと並びます。
花見散策の帰りに、「ふじソフト」を購入!
紫色のソフトクリームは、あっさりとした味わいです。
帰りに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
藤野の地に花咲く、日本一の藤公園
甘い香りとしとやかで上品な美しさに魅せられる、藤の花。
丹精こめて手入れをした藤の花を観るために多くの観光客が訪れ、迎える和気町のかたがたも嬉しそうな笑顔です。
「藤まつり」の期間中は18時ごろから21時まで夜間ライトアップも。
今だけしか見れない幻想的な春の絶景は、撮影にもオススメ。
色とりどりの春色をもとめて、春散策へ出かけてみませんか?
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