第16回 倉敷春宵あかり(2023年2月18日〜3月12日開催)~春の訪れ。幻想的なあかりで彩る、倉敷美観地区
白壁のまち・倉敷美観地区の夜を和のあかりで照らす、幻想的なイベント。
第16回を迎える「倉敷春宵あかり」が開催されます。
開催期間は、2023年2月18日(土)から3月12日(日)まで。
希莉光あかりや倉敷川沿いの和傘あかり、あらたに灯されたエリアの魅力を紹介します。
目次
第16回 倉敷春宵あかり〜ふわり春あかり 白壁の町〜
倉敷春宵あかりの期間中は、一部区間をのぞいて毎日17時30分から21時まで点灯されます。
初日の2月18日(土)の17時30分からは、大原美術館前の今橋でオープニングセレモニーが開催。
イベント期間中の毎週土曜のみ夜間運航する「春宵川舟」は、2月18日と25日、3月4日と11日の16時から倉敷館にてチケットを販売。夜の川舟運航は人気のため、チケットはお早めに。
その他詳しい情報は、イベント公式サイトをご覧ください。
新スポットを照らす「インディゴあかり」
倉敷川畔に色とりどりな和傘が並び、人々を魅了する「和傘あかり」を中心に。
2022年春に開業した複合施設「倉敷SOLA」のみんげい広場が会場として追加されます。
国産デニム発祥の井原市産ジャガード織の製品を展開する「青木被服」。
おしゃれで健康的な足袋型シューズを提案する「丸五」など、全5店舗からなる「倉敷SOLA」。
鮮やかな藍色の和傘や、小さなあんどんで華やかに彩られます。
風情をかもしだす「インディゴ巾着あかり」も。
白壁も青く照らされ、あたり一帯が青一色に。目を惹くスポットのひとつです。
竹毬、あんどん、和傘のあかりが並ぶ、和と洋のコントラスト
倉敷紡績所(現クラボウ)の本社工場をホテルなどの複合施設として改修した「倉敷アイビースクエア」。
2023年4月に開催される「G7倉敷労働雇用大臣会合」が行われる会場でもあります。
洋風の洋館や赤レンガの建物がある施設にも、3つの和のあかりが登場。
倉敷アイビースクエアの中庭には「吊り傘あかり」。
赤レンガの壁面に沿って、縦に5段に重ねた和傘が並びます。
「春宵あんどん」とあわせて、人物と一緒に撮影するのに向いているスポットです。
あんどんや和傘に触れないよう、注意してください。
通路の上には、竹で作られた毬が連なる「竹毬あかり」。
橙色から藍色のグラデーションに染まる夕空に映えて、まさにロマンティックな光景に魅せられました。
倉敷物語館の門前で輝く「希莉光あかり」
筆者オススメは、倉敷物語館で展示される「希莉光(きりこ)あかり」。
倉敷光作所が手掛ける“希望と癒しの光”の願いが込められた切子作品です。
倉敷市船穂産のスイートピーと一緒に照らされるのはマスカットのあかり。
竹、着物、人力車、蓮の花や藤など、倉敷を連想させる和のあかりが細やかな切子で表現されています。
倉敷物語館への入館は午後6時45分まで。あかりは21時まで点灯されますが、できれば入館時間までに訪れてみてください。
夜間照明でにぎわう夜の美観地区へ
協力イベントとして通常非公開の有隣荘で、特別な体験も。
倉敷駅から美観地区までは役徒歩15分。
美観地区には、イベント期間中のみ夜営業されるお店もあるので、コーヒーやジュースを片手に。
あたたかな和のあかりとあわせて、倉敷の夜のひとときをお楽しみください。
(文/まつこ 写真/悠貴)
▼イベント公式ホームページ
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